週末開店！おうち居酒屋 おつまみ日記 20杯目
はじめに
はじめまして。シゴトバカタログbyあどば編集部の「Y」と申します。
週末は、大好きなおつまみをこしらえて、ゆっくりとお酒を愉しむ——。それが、私にとって仕事へのエネルギーチャージのひとときです。
“おうち居酒屋”と称し、週末限定で開店ごっこを楽しんでおります。そこでのおつまみ日記を、これから少しずつ綴っていきたいと思いますので、どうぞ気軽にお付き合いくださいませ。
今夜のおしながき
★ ラムコーヒー
★ 栗の渋皮煮 生クリーム添え
今回の「おつまみ日記」は、食後のデザート編です。
先日、親戚のおばさんが大好きな栗の渋皮煮を作ってくれました。柔らかく煮えた渋皮が栗の風味をしっかりと包み込んでいて、とっても美味しい仕上がり。数日かけてお茶請けとして楽しみました。香り付けの洋酒を使わず、栗そのものの素朴な味わいが生きた、やさしい甘さです。
残り数粒になったころ、どうにも “あの香り” が恋しくなって、保存棚をゴソゴソ……。ありました、ラム酒！ 栗に直接かけようかとも思いましたが、今回は栗ではなく、お供のコーヒーへ。夕食後のコーヒータイムでしたので、豆はカフェインレスを使用。そこにラム酒とミルクをたっぷり加えて、カフェオレベースのラムコーヒーを作りました。
主役の栗には、生クリームを添えてちょっと洋風に。即席「マロンシャンティ」のイメージです。ほんの少し味にボリュームが出て、デザートらしい華やかさが加わりました。
コーヒーのほろ苦さと、飲み終えた後にふわりと漂うラムの香り。そして一緒に味わう、素朴でやさしい栗の甘味。スマホを一旦手から放し、テレビを消して、味に集中するひととき。秋の夜長にぴったりの、充実した一コマとなりました。
今年は栗が豊作なのでしょうか。最近は、あちらこちらからお裾分けをいただく機会が増えています。とても嬉しいことなのですが、いただくタイミング（曜日）によっては、下処理を急がねばならず、少しあせってしまうこともあります。贅沢な悩みですね。
数日前にも「生栗」をいただきました。茹で栗にしようか、栗ジャムや栗ご飯にしようかと迷いましたが、思い切って今回は冷凍保存に。こちらはおせち用の「栗きんとん」になる予定です。
