あいあう食堂 × 大東建託協働「防災食試食会」が開催されました!【上越エリアの取組レポート】
11月18日、妙高市の NPO法人 あいあう が運営する子ども食堂「あいあう食堂」で、
大東建託株式会社 上越支店 が提供する「防災食の試食会」が開催されました。
「あいあう食堂」は、地域のサードプレイス(自宅や職場・学校以外の
心地良い第3の居場所)を目指し、2017年から活動を開始。
現在は保育園児から上は70〜80代までが訪れ、高校生や大学生もボランティアとして携わる
全世代交流の場となりました。
昨今、子ども食堂はさまざまな組織や人が関わっていることや、
食材が備蓄されていること、炊き出しを行う調理設備や
大量調理のノウハウがあることから、災害時の防災拠点としても注目されつつあります。
そんな潮流の先頭に立つ、地域の取組を取材してきました!
災害時の力になる!
「おいしい」防災食を広めたい
大東建託株式会社 上越支店では重点的に取り組む地域貢献活動の一つとして、2022年から「防災食を活用するこども食堂支援活動」をスタートし、その一環で今回の試食会を開催することになったそうです。
「もともと大東建託グループでは『ぼくまる防災ていきびん』という非常食と防災知識を一緒に届けるサブスプリクションサービスで「おいしさにこだわってセレクトした防災食」の取り扱いがあります。その味を広めると同時に、子ども食堂支援ができたら良いのではという発想で、防災食の提供に至りました」と大東建託株式会社 上越支店・業務課の滝沢さん。
「活動をスタートするにあたり、近隣のこども食堂にお声掛けしようと思ったのですが、初開催のため受け入れてもらえるかという心配もあり、中々お電話できないでいました。そんな中、『シゴトバカタログbyあどば』を見ていて『あいあう食堂』さんを見つけ、その想いに触れたのがきっかけで、代表の平出さんに電話してみました。
とても気さくな方で、『防災食を食べたことがないので、子どもたちと一緒に食べてみたいです。食堂のみんなで試食会を手伝いますから、どーんと来てください』と温かなお言葉をいただき、試食会が実現することになりました」
試食会当日は30世帯が参加
親子で防災食に親しむ機会に
「防災食試食会」の実施にあたり、おにぎり130個、主菜のハンバーク・肉じゃが・生姜焼き合わせて130食が用意され、試食会当日に提供するほか、前日夜から行われていたフードシェアリング参加者への配布も行われました。
試食会には約30世帯が参加し、防災食のほか、あいあう食堂提供のおでんをほおばっていました。
またこの日は城戸妙高市長も食堂を訪れ、代表の平出さんやスタッフから「防災食試食会」についてはもちろん、NPO法人 あいあうの食支援・学用品リユース事業についての話にも、興味深く時に笑顔で聞き入っていました。
あいあう食堂・代表 平出さん
子ども食堂では、月1回・100名分の料理を作っているので、今後は非常時の炊き出しなどにも視野を広げていければと考える機会にもなりました。
イベントでは大東建託さんのキャラクターも登場し、場が盛り上がり、子どもたちも喜んでくれてよかったです。
今後も利用者の皆さんが滞在し、コミュニティ意識を高めていただけるイベントや工夫を続けていきたいと思います。
防災食試食会に参加した利用者の皆さん
「上越教育大学 子ども食堂スタッフサークル」のボランティア
スタッフと保護者のおしゃべりも弾み、誰かと繋がりコミュニケーションがとれる場として、災害時にも役立つのではないかと感じました。
大東建託株式会社 上越支店・業務課 滝沢さん
防災食を通じて利用者の皆さんと触れ合い、笑顔と安心を届けられ、やる意義があったと感じました。
日常使いできて、安心感のある「防災食」の存在や、日常生活で消費しながら備蓄する「ローリングストック」をという方法を知ることで、災害に備えていただけたら何よりです。
未来を担う子ども達が安心して
楽しく過ごせる地域に
大東建託株式会社 上越支店の山本修之支店長は「おいしい防災食を体感してもらえる機会になって嬉しく思います。今後も『防災食を活用するこども食堂支援活動』をはじめ、未来を担うお子様やそのご家族向けた多彩な地域貢献活動に取り組んでいきたいです」
と思いを新たにしていました。
いかがでしたか?
シゴトバカタログbyあどばでは、今後も地域の企業や皆さんの取組や活動を取り上げていきます!
どうぞお楽しみに。
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