シゴトのいろいろQ&A

上越市・柏崎市の大学に通う学生さん、必見! アルバイト求人の探し方とメリット

上越市 柏崎市 大学生 アルバイト

上越&周辺エリアには4つの大学があります。上越教育大学新潟県立看護大学(上越市)、そして新潟産業大学新潟工科大学(柏崎市)です。新入生の皆さん、合格・進学おめでとうございます! 在学中の皆さんも「この春から何か、新たな挑戦を」と、ワクワクされている季節かもしれません。

この記事では、上越市・柏崎市の大学に通う学生さんに向けて、アルバイトを始めるメリットと探し方について解説します。アルバイトを始めることで得られる経験や成長の機会についてご紹介し、自分に合ったアルバイト先を見つけるためのポイントや注意点もお伝えします。

この春から新生活を迎える新入生さんや、もっと充実した大学生生活を送りたい学生さんは必見です!

01

【1】
上越市・柏崎市の大学生が
アルバイトで得られる
4つのメリット

【1】
上越市・柏崎市の大学生が
アルバイトで得られる4つのメリット

01a
|1-1|大学時代で差をつける!
アルバイトで身に付くビジネスマナー

アルバイトを始めることで、社会に出る前にビジネスマナーを身に付けることができます。例えば、挨拶や言葉遣い、身だしなみ、コミュニケーションの基本や仕事の進め方などを学ぶことができます。

大学生のうちからこれらのスキルを身に付けておくことで、就職した際にもスムーズに活躍することができるでしょう。

実習先でスムーズに電話応対ができました!
学習塾アルバイト・Aさん(上越教育大学)


 その日はたまたま先生方が全員取り込み中のタイミングに、職員室の電話が鳴りました。実習生は私の他にもいたのですが、鳴り続ける電話に、皆は「どうしよう」とお互いの顔を見合わせて戸惑っている状態でした。
 私はいつもアルバイト先の教室で保護者や生徒からかかってくる電話の応対をしていたので、職員室の様子を見渡して電話に出ようと判断し、落ち着いて応対することができました。
 その様子をご覧になっていた先生が「完璧な応対だった」と褒めてくださり、この出来事をアルバイト先の塾の先生にも報告したら「経験は宝だね!」と一緒に喜んでくださいました。学校のスムーズな運営に貢献できてよかったです!

01b
|1-2|大学生さんにおすすめ!
アルバイトを通じた人脈作り

アルバイトを始めることで、大学以外の環境に足を踏み入れ、年齢や性別を問わず人脈を広げることができます。様々なバックグラウンドを持つ方々と交流することで、新しい気付きや考えを得ることもできるでしょう。信頼できる友人や尊敬する社会人の先輩との出会いもあるかもしれません。

冒頭でも名前を挙げた上教大(上越教育大学)・看護大(新潟県立看護大学)・産大(新潟産業大学)・工科大(新潟工科大学)は4大学とも皆、教育理念や憲章に「地域」や「地域社会」というキーワードを掲げています。

卒業後はそのまま当地で仕事に就く方、新天地へ赴く方、ご自分の地元へ帰る方、それぞれの道があることでしょう。でも、少なくとも在学中、皆さんにとって最も身近な地域社会はこの上越&周辺地域ですよね。

県内遠方や県外出身の方は、きっとまったく知り合いがいない・土地勘もないところからのスタートでしょう。地元出身の方にしても、高校までの間に、自宅〜学校の周辺と習い事等以外で、リアルな「地域社会」と関わった経験のある方はあまりいないのではないでしょうか?

大学は高校までと違い、全国各地から学生が集まるため、学内だけでもきっと刺激的な出会いがあるに違いありません。一方で、アルバイトは学外に広がる地域社会とのダイレクトな出会いの扉となります。色々な世代・属性の方やコミュニティとの関わりの機会となり、人脈を広げながら、自分自身も成長することができるでしょう。

上越&周辺エリアは決して都会ではありませんが、上越市はいわゆる「地方中核都市」と呼ばれる規模の都市。隣接する妙高市・糸魚川市、そして柏崎市は、在住者にとってはいずれの市も生活圏です。もし仮に1年に1回ずつ転職したとしても、人の一生の間にすべてのシゴトバに就くことは不可能な数のシゴトバがあります。アルバイト雇用の仕事だけに絞っても、すべてを経験することはできないでしょう。まして、大学時代は4年だけ。

せっかく縁あって上越市・柏崎市の大学に進学されたのですから、ぜひ、思い切りディープでユニークな経験を積む学生時代にしてくださいね!

01c
|1-3|アルバイトを通じて発見!
自分にとってのやりがいと適性

学生時代のアルバイトは、アルバイト代を得ながら、本物の社会人の輪に加わり、自分に合った働き方や適性、自分がどんなこと・どんな時にやりがいを感じるのか等を発見することができます。

自分に向いていると思っていた仕事が実際には違ったと気づくこともあるかもしれません。逆に、挑戦してみる前は興味がなかった職種でも「やってみると意外に楽しい」と思うこともあるでしょう。

上教大の場合は将来は学校の先生、看護大なら看護師と、大学に入る時点ですでに将来の職業目標は決まっているという方も多いと思います。産大や工科大の皆さんはこの2大学ほど具体的ではないかもしれませんが、やはり単科大学ですから、なんとなくの分野や方向性は頭にあるのではないでしょうか。

その場合に、アルバイト探しの考え方は、大きく分けて以下のふたつがあります。

「将来の職業につながる経験を得たい」


・将来は理科の先生になりたい。だから、動植物の生育に関われそうな農業系のアルバイトを探してみよう

・将来は看護師。いつか、介護や福祉の現場との関わりもあるかもしれない。デイサービスやヘルパーのアルバイトを探そう

「将来の職業とは全く違う世界を経験したい」


・将来は工業系、BtoBのものづくり企業を目指す。他業種を経験できるのはきっと今だけだから、人生経験としてBtoCの仕事、接客業に挑戦してみよう

・将来は学校の先生。同僚はみんな先生だけれど、関わる保護者にはいろんな人がいる。だから大学の間はいろんな仕事と職場を経験しておきたい。短期ワークや、週1〜2日でOKの仕事をいろいろ組み合わせで探そう

真逆ですが、どちらも決して間違っていない考え方ですよね。また、探し方そのものにも大きくふたつの考え方があります(探し方の具体的な方法は後半で詳しくご紹介します)。

先輩や友人・知人からの紹介


・【メリット】事前にシゴトバの雰囲気や仕事の内容を詳しく教えてもらえる。働き始めてからも、すぐに質問や相談ができる相手がいる(紹介者がそのシゴトバで働いている場合)。

・【デメリット】働く前から、ある程度の人間関係ができあがっている。良くも悪くも、そのシゴトバのオーナー等に自分の人物像(他者からの評価)が伝わっている。

自力で求人情報を探す


・【メリット】大学とはまったく無関係の人間関係やコミュニティに飛び込むことができる。新しい出会いや未知への挑戦ができる。

・【デメリット】実際に働いてみるまで、職場の雰囲気や仕事内容は分からない部分が多い。

わかりやすくそれぞれのメリデメも挙げましたが、いずれも「裏を返せば…」の側面があるということです。大切なのは、これらを念頭に、「自分にとって大切なもの、得たい経験は何か」を考えること。そこさえクリアになっていれば、どんな職種や働き方を選んだとしても、きっとアルバイト代+アルファの付加価値を得ることができるでしょう。

01d
|1-4|就職に役立つ!
アルバイト先での経験

アルバイトを通じて得た経験や人との縁が、いずれ就職の際に役立つ日が来るかもしれません。例えば……

  • 身に付けた専門的な知識や技術を就職活動の際にアピールポイントにできる
  • アルバイト先と同業種や同職種の求人情報が入ったり、声をかけてもらえることがある
  • アルバイト先でそのまま正社員として雇用してもらえる場合がある

等々です。

ただし、就職で役立つのは専門的な知識・スキルや同業種・同職種に限りません。社会人としての基本的な言葉遣いや振る舞いもまた、求人者(採用活動を行う事業者)にとって大きな評価ポイントとなります。

言葉遣いや振る舞いは、数回の自主練習やアドバイス本などを読んだだけでは決して身に付きません。これらが身に付いているかどうかで、就職活動の面接時や、実際に働き始めた時に大きな差がつきます。エントリーシートの記入事項や面接時の話題となる点ではありませんが、必ず相手に伝わる(見られる)点です。

実際に働くことでしか得られない経験値は、アルバイトの大きなメリットと言えるでしょう。

02

【2】
上越市・柏崎市の大学生が
アルバイトを探す前にやるべき事

【2】
上越市・柏崎市の大学生が
アルバイトを探す前に
やるべき事

それではいよいよ具体的に、アルバイト求人を探す前にやるべきことをご紹介いたします。

|2-1|条件を整理する
:まずは自己分析

アルバイトを探すとき、まずは自己分析をし、条件を整理することが大切です。広く一般的な「仕事探し」の考え方として、多くの人に共通するのは、

  • やりたい仕事かどうか
  • 自分に適している仕事かどうか
  • 働く環境が合っているのか
  • 長期間続けられるかどうか

……等々のポイントです。
ですが大学生のアルバイトの場合、前編でも触れたように、バイト代だけでなく「経験を得る」という側面にもウェイトを置きたいですよね。その場合に、ポイント1・2をこんな風にアレンジして考えてみてください。
2a1
それは、

将来の「なりたい自分」にとってプラスがありそうか?

です。

今現在の自分自身の「やりたいかどうか」や「適性」も大切ですが、ほとんどの大学生さんは18〜22歳くらいのとても若い世代の皆さんですよね。おそらく、「働く」ということに対してリアルなイメージをまだ持てない方もいらっしゃるでしょうし、「自分の適性って??」という方も多いのではないでしょうか。

むしろ、それに気付くきっかけやプロセスが、学生時代のアルバイトにあると言っても過言ではありません。

もちろん、キッパリと「やりたくない」と思う仕事にわざわざ体当たりする必要はありません。でも、「今まで考えたことも無かった仕事」は、もしかしたら考えてみる価値・やってみる価値があるかもしれませんよね。そこにはもしかしたら、予想もしなかった出会いや経験が待っているかもしれないのですから。

その場合に、検討・判断のポイントとして「将来なりたい自分にとってプラスがありそうかどうか」……つまり、「なりたい自分に近付く経験ができそうかどうか」で考えてみることをおすすめします。あるいはさらに一歩手前から、「将来どんな自分になりたいかを見つけるために、とにかく挑戦!」という考え方も大いにアリ、なのではないでしょうか。2a2

働く環境が合っているかどうか

ポイント3の「働く環境が合っているかどうか」は、実際に働いてみないとわからないこともありますが、自己分析をして、無理なく前向きに取り組めそうな条件を明確にしておくことで、アルバイト探しがスムーズになります。

自分の内面的なモチベーションや適性以外にも、本業である大学のカリキュラムや部活・サークル活動とのスケジュールの兼ね合いなども、実際に必要な条件になりますよね。

まだこれから始まる大学生活や新年度のことは分からないことも多々あるでしょうから、その点は学内や学部内で、生活相談の職員さんや先輩から情報収集をしてみてください。上越市・柏崎市の各大学は、先生・職員さんや学生同士のつながりが濃いという単科大学の長所があります。ぜひそれらの長所を生かし、良い大学生活を築いてくださいね。2a3

長期間続けられるかどうか

ポイント4の「長期間」という点は、学生の皆さんの場合、基本的には「在学期間=最長期間」になると思います。

「継続は力なり」という言葉の通り、もちろん、長く続けられればそれ自体が経験値や資質として将来の就職時に良い評価につながりやすいポイントになります。

一方で、学生時代に色々な仕事を経験するのもとても意義・価値のあることですから、たとえば「長期休暇中に集中的に短期バイトをたくさんやってみる」などもおすすめです。2a4

【重要】
身勝手な就職・離職は厳禁です


 色々なアルバイトをしたいからと言って、短期の求人募集ではない仕事を1〜2ヶ月で就職・離職を繰り返すのはNGです。アルバイトは一般的に時給制の短時間勤務ではありますが、決して「無責任でOKな働き方」ではありません。
 事業主にとって、人ひとりを採用するのは大きな労力がかかる事柄です。雇った人に対して給与を支払う以前に、雇用契約や労務管理のための事務手続きなどで、採用の際にも長期的にも様々なコストが掛かります。

 採用してすぐに辞められてしまうと、ふたたび同じだけの労力を重ねて募集をせねばなりませんし、新しく採用した人にまたゼロから仕事を教えなければいけません。
 すると、辞めた当人の評価が下がるだけでなく「あの大学の学生はダメだ」という心象を残す原因にもなりかねず、それで迷惑を被るのは同じ大学の他の学生や後輩たちです。

 色々な経験を積むのは素晴らしいことですが、身勝手な就職・離職は社会常識として厳禁です。どうしてもやむを得ない事情ができた場合には丁寧に説明と挨拶をし、理解を得てから離職しましょう。

 一方で、万が一、応募時・面接時・採用時に確認した労働条件が偽りだった場合や、職場でハラスメントを受けるなどして、それが話し合いで解決しない・話し合いができる状況にないという場合は、泣き寝入りをせず行政の労働相談所などに連絡し、サポートを受けてください。
 また、当サイトの「あどば求人情報」でご紹介している求人情報については、事実との相違があった場合に相談を受け付ける「あどば求人 読者相談室」を設けています。

2b
|2-2|アルバイトの目的を
明確にする【重要】

アルバイトに挑戦する「目的」として、ここまで何度となく「お金を稼ぐだけでなく、職場で学べることや経験を通じて得られる価値」について触れてきました。

ですがもちろん、個人の信念や何らかの事情で「お金を稼ぐことが第一」という方も、なかにはいらっしゃるでしょう。お金を稼ぐのは経済社会の血液循環に参加する行為ですから、それ自体に価値があることです。ただ、学生さんの場合はせっかくなら、お金を稼ぎながらさらにご自身の将来へのバリューもあれば、それに越したことはありませんよね。人脈の拡大や専門的な知識・ビジネスマナーの習得、コミュニケーションスキルの向上などです。

あるいは「学業で難しい研究に挑戦中」など、日常で緊張を強いられる時間が長く、頭を切り替えられる時間と場所を求めてアルバイト……という方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。その場合、「アルバイトはとにかく楽しく、無心で働ける仕事がいい!」という考え方もありそうです。そのスタートの先にもきっと、人との出会いや「自分のキャパを把握する」などのバリューがあるはずです。

学業も、生活も、仕事(アルバイト)も、バックグラウンドは人それぞれ。自分なりの目的を明確にすることで、アルバイト探しにも具体性が生まれ、自分に合った仕事を見つける手助けになるでしょう。

「大学生になったらアルバイトをするものだ」というような “なんとなく” で決めるのではもったいない。同じ大学時代は二度と来ません。自分にとってアルバイトの付加価値がどこにあるかを、この春休みの時期に考えてみるのはいかがでしょうか。


03

【3】
アルバイト探しの
失敗を防ぐ注意ポイント

【3】
アルバイト探しの失敗を防ぐ注意ポイント

最後に、「アルバイトの探し方」と「アルバイト探しの失敗を防ぐ予備知識」についてご紹介いたします。

03a
|3-1|アルバイトの探し方

まずは、王道の「アルバイトの探し方」4選です。

3a1
Webサイトやアプリで探す【注目】

現在、アルバイト探しに最もスタンダードな方法といえば、求人系のWebサイトやアプリを利用することです。

これらを利用するためにはユーザ登録等が必要な場合がありますが、利用条件はサービス提供しているメディアにより異なりますので、利用規約等をよく読んでご利用ください。

Webサイトやアプリは、PC・スマートフォン・タブレットなどのデバイスを用いて、場所や時間に縛られず検索から応募まで行える点が他にないメリットと言えます。

また、条件の絞り込みが容易であることや、離れた地域の仕事を探す場合に最も便利な媒体です。県内遠方や新潟県外から上教大・看護大・産大・工科大に進学される皆さんは、ぜひご活用ください。

今ご覧いただいている当サイトの「あどば求人情報」も、こちらに該当します。当サイトの場合、求人情報も含めてほとんどのコンテンツがユーザ登録無しで閲覧可能ですが、ブックマークなどの機能を利用される場合には情報を紐づけるためのアカウントが必要です。ぜひユーザ登録をして便利にご利用くださいね。

3a2
求人情報誌で探す

コンビニエンスストアやスーパーマーケット、書店などで手軽に入手できる求人情報誌は、これもまたアルバイト探しの昔ながらのメジャーな方法です。Webサイトやアプリが主流になり、数は少なくなりましたが、上越市や柏崎市、そして妙高市・糸魚川市でも、今も配布・設置をしている求人メディアはあります。探してみてください。

少し “裏側” 的なお話になりますが、紙媒体(チラシ・冊子等)は新しい号を出すたびに印刷や配送のコストが掛かるため、当然のことながら、Webメディアに比べると掲載料金自体が割高であることが多いという特徴があります。

それでもあえて紙の媒体に求人広告を出すお店や企業は「それだけ本気で人を採用したいと考えているのかもしれない」……つまり「応募すれば採用される可能性が高いかもしれない」という分析もできるかもしれません。ただしもちろん、応募資格を満たしていることが前提です。

3a3
貼り紙やチラシを探す

業種は直接訪ねることのできる飲食店や小売店等に限られるかもしれませんが、店頭やそのお店のお手洗いなどに掲示されている「アルバイト・パート募集中」という貼り紙、カウンターやラックに置かれている募集チラシなども、アルバイト探しの有力な手段のひとつです。

実際に店舗を訪れ、そのお店の雰囲気やスタッフさんの様子を見て「面白そうな仕事だな」「この人と働いてみたい」と思うことがあったなら、すかさず貼り紙やチラシを探してみてください。あるいは、勇気を出して「今、アルバイト募集はしていませんか」とお店の方に訊ねてみるのもひとつの手です。その時点で、お店の方に「積極的」という印象を持ってもらえることでしょう。

ただし、明らかに忙しいタイミングでお店の方の仕事を遮ってしまうと、反対に「要注意人物」と刷り込んでしまう可能性もありますから、勢い任せに振る舞ってしまわぬよう、ご注意ください。

また、大学内の掲示板に貼り出されている求人情報は、比較的安心して応募できる仕事であること多いようです。ただし、学校の許可を得て貼り出される掲示板か、誰でも自由に掲示ができるフリースペースか、管理方法や情報の信頼性は大学や大学内の場所によりけりということもあり得ますので、その点はご注意ください。
3a4

先輩や友人・知人からの紹介

前半でも触れましたが、先輩や友人・知人からの紹介はやはり、「事前にシゴトバの雰囲気を具体的に教えてもらえる」「働き始めてからも、すぐに相談や質問がしやすい相手がいる」というのが他にないメリットでしょう(その紹介者自身がそのシゴトバで働いている場合)。

ただし、例えばですが……

「バイトリーダーが性格悪い」
「カラーのシャツは禁止っていう謎のルールがある」

……等々、もしかしたらその人の好き嫌いでしかなかったり、実はそんなルールは無いのに “アルバイトスタッフ間だけでまことしやかに言い伝えられ、勝手に創作されているルール” などもあるかもしれません。事前に教えてもらう情報はできるだけ「事実」の部分だけを汲み取り、実際がどうなのかは面接時に質問・確認をするなどして、思い込みに縛られたまま勤務をスタートしないよう、ご注意ください。


いかがでしたか? 求人情報を得る方法は様々あります。色々な方向へアンテナを張り、上越&周辺エリアでの理想的なアルバイト探しに役立ててください。
03b

|3-2|アルバイト探しの失敗を防ぐ予備知識【重要】

最後に、アルバイト探しの失敗を防ぐための予備知識です。
3b1

“ウマイ話”は犯罪と思え

報道でも頻繁に取り上げられている通り、近年、特殊詐欺が増加しています。「1週間で30万稼げる」などの “ウマすぎる話” には、必ずこの類の犯罪が絡んでいると考えてください。

特殊詐欺の「被害者」になり得るとして、お年寄りに対する注意啓発はしばしば見聞きしますが、若者への注意啓発はほとんど小・中・高校の学校任せにされているのが社会の現状で、公共放送等でも頻繁には行われていません。

犯罪に利用される若者もまた「情報の信憑性を見抜く力が無かったがゆえの被害者」と言えますが、しかし、利用された時点であなた自身が犯罪者になってしまうため、その場合、被害者の立場で社会的ケアを受けることは難しいと考えてください。
3b2

「信頼できる求人情報」とは

では、信頼できる求人情報を見極めるには、どうしたら良いでしょうか。

これから大学で信頼できる先生や職員さん、先輩・友人ができれば情報の入手ルートも判断材料も増えるでしょうが、これから地元を離れて上越市・柏崎市の大学へ進学される皆さんは今はまだ、困惑してしまうかもしれません。

そのような学生さんも含め、すべての方に判断材料としていただける最適な方法は、その求人情報を提供しているメディアが特定募集情報等提供事業 届出受理番号を持っているかどうか、確認することです。

2022年の秋から、求人情報提供を事業として行っている民間メディアは原則として厚生労働省への届出が義務化されました。届出にあたり様々な要件が設けられていますので、この届出受理番号を取得しているメディアは基本的に信頼できるメディアと言えますし、もし運営に問題があれば行政からの注意や指導等が科される仕組みになっています。

また、求人情報を専門的に扱うメディアのなかでも公益社団法人 全国求人情報協会に所属しているメディアはこの届出制が施行される以前から厳しい自主規制の下で運営に当たっており、実は昨秋から始まった国の届出制自体が、この全国求人情報協会の取り組みを下地として策定されたものです。

当サイトの運営者である株式会社 桐朋(上越市)は、新潟県に本社を置く事業者のなかで現在唯一の全国求人情報協会の正会員であり、また、運営スタッフはこの協会が実施している検定の「求人広告取扱者資格」を所持しています。そしてもちろん、特定募集情報等提供事業 届出受理番号を取得しています。安心してご利用ください。
3b3

【注意】
求人情報が専門ではないメディアについて


 注意していただきたいのが、生活情報全般を取り扱うメディアが提供している求人情報です。

 上越市・柏崎市も含め、全国各地にローカルの雑誌やフリーペーパー、情報サイトなどがありますが、それらのなかには、求人情報コーナーを設けているメディアもあります。
 情報発信を業としている以上は、当然の社会的責任として、情報の取扱いルールや自主規制等を設けて運営しているはずですので、仮にその求人情報を信頼したとしても、犯罪に巻き込まれるような極端なトラブルは滅多に無いと考えられます。

 しかし、求人情報は求人者(採用活動を行う事業者)と求職者(働きたい人)の間の「雇用契約」につながる情報ですから、たった1事項の情報の漏れ落ちが後に労使間トラブルに発展したり、場合によっては「悪意なき法律違反」につながることはあり得ます。

 広く一般的な生活情報を取り扱っているメディアでは、残念ながら求人広告の専門的な知識やチェック体制が薄い場合があり、また、その求人情報が元でトラブルが起きても、相談に応じる仕組み(読者相談室等)が用意されていないこともあります。

 届出受理番号を持つメディアは、そのようなトラブルを起こさないための知識や体制を備えており、また、万が一トラブルが生じた時にも対応する仕組みを備えているメディアです。ぜひ、判断の材料としてください。

いかがでしたか? 新生活を始めるタイミングや、現在の学生生活のなかでアルバイトを考えている方は多いと思います。今回は『アルバイトってどうなんだろう』『自分に合ったバイトをどう探せばいいのか』という疑問を抱いている上越&周辺エリアの大学生に向けて、アルバイト求人の探し方とメリットをまとめました。

ぜひ、充実した学生生活と自己の成長に向けて、アルバイト探しに挑戦してください!


この記事が役に立った!と思ったヒトは、読者アンケートからご感想をお寄せくださいニャン♪
アンケートをお送りいただいた方のなかから抽選で、ステキなプレゼントが当たります!

記事のSNSシェアも大歓迎!

直近30日の人気記事

「シゴトのいろいろQ&A」の記事

このページのURLをコピーする