高田世界館
明治生まれ、日本最古級の映画館! 高田の街と映画の歴史を紡ぐ場所
2023.03.31. 公開
明治44年築、日本最古級の映画館として現在も映画を上映中。
高田の街のレトロな側面を象徴する歴史遺産として、観光客も多く訪れる施設です。
高田世界館について

高田世界館は明治44年(1911年)築の、現存する日本最古級の映画館として知られており、国の登録有形文化財・近代化産業遺産にも指定されています。
現在も新作を中心に、世界各地の珍しい作品や不朽の名作などを上映しており、県内外から映画ファンが訪れる施設となっています。

誰もが知るような超大作などを上映することはありませんが、小回りが効くことを利点としてゲストによる舞台挨拶やトークイベントも頻繁に開催しており、映画を生きた文化として地域に普及させるような取り組みを行っています。

また周辺地域の活性化を目的として、街の情報をSNS上で発信したり、映画館前の広場でイベントを開催したりとまちづくりにも携わっています。
近年では観光施設としてもPR中。大手旅行会社のバスツアーなどで国内外の観光客が訪れる施設にもなっており、高田の歴史を象徴する施設として熱視線が注がれています。

このフィルム映写機はいまだ現役。通常営業時も映画上映の合間の時間に見学を受け入れています

当館ではその雰囲気を活かして音楽・落語・演劇などの各種イベントも企画されます。元々は芝居小屋(劇場)としてスタートしたことから相性はバッチリ。有名なアーティストによるコンサートが開催されることもあります(貸館利用も随時受付)。
高田世界館
2023年6月のおすすめ作品!

戦場のメリークリスマス 4K修復版 |6/3(土)~6/16(金)
大島渚監督が、戦争の闇を容赦なく描いた伝説の名作。坂本龍一扮するヨノイ大尉が次第にデヴィッド・ボウイ演じる俘虜セリアズに惹かれていく様が描かれる。坂本龍一が手がけたテーマ曲は、映画史上屈指の名曲として今なお愛され続けている。

茶飲友達|6/17(土)〜6/30(金)
実際に起きた高齢者売春クラブ摘発事件を基に、現代日本に横たわる閉塞感や、高齢者と若者の双方に共通する「寂しさ」など、さまざまな問題を描いた社会派フィクション。高齢者の孤独に寄り添いながら、自身も心に寂しさを抱える佐々木マナを岡本玲が好演。
この他にも傑作・秀作目白押し!
上映作品およびスケジュールは当館Webサイトにてご確認ください。
高田世界館からのお知らせ
高田世界館の前には、地域の方が丁寧にお手入れしてくださる小さな花壇があります。四季折々いろいろな姿を楽しませてくれる花壇ですが、6月は色とりどりのバラがたくさん咲いて、ことのほか目に鮮やかなときなんです。映画の前後に、ぜひ花壇のようすも楽しんでいってくださいね。花より団子!?という方は、6月の森のお散歩がおすすめ。桑の実やキイチゴ、オレンジ色のササイチゴなど、大人にはちょっとなつかしい、子どもたちは大興奮の森のおやつがたくさん😋 金谷山の遊歩道のあたりにも見つけられるんです。本格的な暑さの前に、お散歩時間を楽しんでみて下さい。
そして、疲れたらほっと一息映画館へどうぞ! 6月の上映作品、パッと目をひく派手なものは少ないですが、心の深いところにじんわりと届くようなステキな作品を多数そろえています。古い映画の修復を通して自分の人生を見つめ直す『オマージュ』、失敗しても温めたらまた作り直せるチョコレートのように希望がいっぱいのドキュメンタリー『チョコレートな人々』、不透明で不安定な世界を生きる子どもたちに哲学の授業で力を与える学校を描いた『ぼくたちの哲学教室』などなど。お口に合うものを、ぜひ選んでみて下さいね!
皆さまのご来場、お待ちしております!
(2023/06/02 by ニコ)
シゴトバ情報
高田世界館
明治生まれ、日本最古級の映画館! 高田の街と映画の歴史を紡ぐ場所
- 所在地
〒943-0832 新潟県上越市本町6丁目4-21
- 電話番号
- 025-520-7626
- 代表者
- 支配人 上野 迪音
- 業種
- 娯楽業
- 事業内容
- 映画館
- Webサイト
- http://takadasekaikan.com/
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