YUKISATO Lodge
「雪ふる郷・岡沢」から世界へ、日本の本物の暮らしの姿を発信
2023.07.28. 公開
やりたいことを形にする生き方を
雪郷プロジェクト代表の塚田卓弥です。
私が「雪郷プロジェクト」を立ち上げた岡沢集落は、豪雪地として知られる新潟県上越市中郷区にあります。
豪雪というと「災害」や「生活が大変」というイメージを持たれる方もいるでしょう。もちろん苦労が無いとは言いません。しかし、私にとって 雪は宝で、人生の真ん中にあるもの。「雪山で遊び、雪山の近くで生活したい」この想いありきでこの上越妙高へと回帰し、岡沢という最高の土地、素晴らしい人々、コミュニティとのご縁をいただきました。
私がここ岡沢で雪郷プロジェクトを立ち上げるまでのヒストリーは、ぜひこちらをご覧ください。
雪郷プロジェクトは現在、岡沢集落内に3つの拠点を構えています。学びと語らいの拠点「 YUKISATO Lab. - 雪郷ラボ」、体験の拠点「 YUKISATO Base - 雪郷ベース」、そしてここ 滞在の拠点「 YUKISATO Lodge - 雪郷ロッヂ 」です。
雪郷ロッヂのこれまでのあゆみ
空き家になっていた古民家を譲り受けたのが2018年夏。2020年秋の開業を目指し、リノベ計画が動き出したのが2019年のことでした。
しかし2018-19年の冬は妙高山麓エリアはひどい小雪でスノーアクティビティへの集客がほとんどできず、翌19-20シーズンはパンデミックが発生。拠点整備の中途にあった雪郷プロジェクトは、2020年春、資金難に面しました。
でも予測不能なトラブルはいつも突然起こるものです。計画は狂いましたが、選択肢は「考えて、動く」のみ。
2020年の夏にクラウドファンディングに挑戦、目標達成し、お陰様で2021年の2月に雪郷ロッヂ開業を迎えることができました。立て続けの難局を越えて開業を迎えることができたのは、私の挑戦に共感いただいた地域の皆様、そして雪や自然を愛する仲間たちからのご支援があってこそです!
雪郷ロッヂの構想から開業前夜までのプロセスは、クラウドファンディングのページに詳しくまとめてあります。こちらもぜひ、ご覧ください。
シンプルに言えば、雪郷ラボ=貸し会議室、雪郷ベース=外遊びの器具・サービス提供施設、雪郷ロッヂ=宿泊施設です。
しかし私がやりたいのは小商いではなく、経済圏を創ること。雪を好きな人が雪山の近くに暮らし、楽しみながら、生活を成り立たせることができる経済圏。
3つの拠点はそのための装置です。
“共生社会”のフロンティア:岡沢
雪を好きな人が雪山の近くに暮らし、楽しみながら、
生活を成り立たせることができる経済圏を創る
雪を好きな人が
雪山の近くに暮らし、
楽しみながら、
生活を成り立たせることができる
経済圏を創る
この大きなビジョンを「ここでならまずは最小単位で実現ができる」と確信できたのが岡沢集落でした。岡沢は人も、土地も、雪と同じくらいに大きな「宝物」です。
森と田んぼ、そしていわゆる「日本の原風景」的な人里があり、今もまだその集落機能を失わずに人々の暮らしが営まれている場所。岡沢は「自然」と「農・林業」、そして市街地でも僻地でもない「集落」が揃っている最小ユニットであり、これからの時代・世界のコミュニティモデルになり得るフロンティアなのです。
生きていくための「仕事」と「土地」がきちんと紐づいていて、今、世界中の課題とされている「サステナビリティ」や「共生」が、岡沢の人びとの間ではごく普通に「生活の一部」として息づいている。見せ物として保存されている遺跡や古物ではなく、「生きるために、自然や土地の恵みを活かす」という地に根を下ろした暮らしが受け継がれている場所なのです。
このポテンシャルは、小手先で作れるものではありません。
私はこれまでに仕事でもプライベートでも、国内外、世界各地の雪山を巡ってきました。そのなかで辿り着いたのが、ここ岡沢です。これだけの条件、環境が揃っている土地は、国内だけでなく世界中を探しても簡単に見つかりません。
観光地ではない日本の集落、本物の雪国の生活文化をここ岡沢から世界に伝えたいし、世界にはこういう魅力・価値を理解し、お金を使う人たちがいるのを私はこの目で見てきている。ぜひ彼らに「岡沢」を体験してほしいと思っています。
でも、訪ねて来てくれる人たちが滞在できる場所が、当初の岡沢にはありませんでした。
「観光」なら数時間の立ち寄りだけでもある程度のニーズは満たせますが、ここはテーマパークでも資料館でもない、本物の日本の雪国集落です。そういう場所で、「自然と共にある暮らし」そして「暮らしのなかに受け継がれているものごと、マインド」をしっかり体感してもらうには、立ち寄りではなく「滞在」の時間が必要。
だから、そのために雪郷ロッヂをつくりました。
地域内外、多くの人との連携・協力
「雪郷プロジェクト」はすでに、私ひとりの夢物語ではありません。
まず私の構想を「おもしろい、協力する」と言ってくれた岡沢住民の方がいて、集落の方々と徐々につながりができ、私自身も集落の集会や仕事に全力で参加し、話し合いを重ねながら皆さんと一緒に動いてきました。
今、岡沢には雪郷プロジェクトの推進組織「雪郷おかざわ地域づくり協議会」があります。自治会、協議会を通じて行政とも連携を取っており、今年3月からは上越市の地域おこし協力隊員・尾崎太亮さんがロッヂの運営に携わってくれています。
雪郷プロジェクト全体の旗振り役・舵取り役は私ですが、私ひとりでは到底回しきれない仕事がすでにあり、集落の皆さんや尾崎さん、地域外の方も含む多くの方との連携、協力の上に動き出しています。
雪郷プロジェクトは
アツイ仲間を待っています
2023夏。これまでの様々な制約を乗り越え、ここからいよいよ、本格稼働です。
あなたが今このページに辿り着いたのも、きっとひとつのご縁でしょう。
ここまで読んでいただき、「岡沢、面白そう」と感じた方、特に、ご自身のスキルや才能を持て余しているような、ぶつける先を探し求めているような方は、ぜひ一度遊びに来てみませんか?
料理人でもいい、アーティストでもいい、ファーマーやウッドワーカー、もちろんホテルマンなど宿泊業の人でもいい。今すでにご自身の仕事をしていて(あるいはこれからご自身の仕事をしたいと考えていて)、「この雪郷でなら、面白いことができそうだ」とビジョンを持てる人がいたなら……そんなあなたを、雪郷プロジェクトは大歓迎します。
このコミュニティフロンティア岡沢で、やりたいことを形にする生き方を、ぜひ一緒に追求しましょう!
Snow Activity
Facilities
シゴトバ情報
YUKISATO Lodge
「雪ふる郷・岡沢」から世界へ、日本の本物の暮らしの姿を発信
- 所在地
〒949-2322 新潟県上越市中郷区岡沢1073
- 電話番号
- 0255-78-7701
- 代表者
- 雪郷プロジェクト代表 塚田卓弥(株式会社スタジオジャパホ 代表取締役)
- 業種
- 宿泊業
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