青海建設株式会社

代表取締役社長の青海一由と申します。
当社は、先代である私の父が1953年に「青海組」として創業し、1970年に法人化、「青海建設株式会社」を設立しました。

当社の主軸となる業務は、道路改良工事や防火水槽工事、田んぼの補修作業など、地域のインフラ整備です。
冬期には、吹溜柵の設置や消雪パイプの点検に加え、道路や歩道の除雪、薬剤散布などを行っています。

また、多様化するニーズに合わせて事業を展開し、2004年には一般住宅の外構工事を手がけるエクステリア部門「お庭工房」を立ち上げました。
「暮らしを彩るお庭づくり」をコンセプトに、住宅の外構工事をはじめ、庭づくりのデザインから施工まで、自社で一貫して行っています。

「お庭工房」で企画・設計を担当している、エクステリアプランナーの青海樹直と申します。

「家の新築に合わせて外構をつくりたい」「庭でガーデニングを楽しみたい」「ウッドデッキを設置したい」といった、エクステリアに関するさまざまなご要望にお応えしています。

デザインはもちろん、植栽の配置、照明の演出、全体のバランスなどを立体的に確認できるようパソコンで3Dパースを作成。完成イメージを共有できるよう心がけています。
そのため、でき上がったとき「想像していたものと同じ！」「イメージ通りのすてきな庭になりました」とお客さまに喜んでいただくことも多く、それが私たちの大きな励みとなっています。

今後は、街づくりに関わる店舗や施設のエクステリアにも事業を広げ、地域の街並みづくりにも貢献していきたいと考えています。

現在、20代から60代まで幅広い世代が活躍しています。
仕事現場は上越市内が中心で、朝は7時45分までに出社して朝礼を行い、8時には社用車で各現場へ向かいます。
公共工事からエクステリア工事まで、業務内容に応じて2～5名のチームを組んで作業にあたるため、さまざまな経験を積むことできます。
また、作業服は当社で用意し、カッパと作業靴も年１回支給しています。
社員の負担を軽減し、働きやすい環境づくりに努めています。

先輩の仕事を見ながら「現場で学ぶ」というのも大切ですが、当社では毎月のように社内で勉強会を開き、知識と技術力の向上に努めています。
また、関係機関で行われる講習会や展示会などにも積極的に参加し、学んだことや新製品についてなども勉強会で共有し、社内全体で理解を深めています。
そのほか年3回、親睦会を開くなど、社員同士が自然に交流できる場を設けています。

技能講習など業務に必要な費用は会社が全額負担しています。
大型特殊や中型免許の取得、スキルアップにつながる国家資格の取得にも力を入れており、知識や技術を広げる機会を応援する制度を整えています。
また、所定の資格取得者には資格手当を支給するなど、積極的にサポートしています。

この仕事の大変なところは、自然が相手であるという点です。
雨や風など天候に左右されるだけでなく、季節によって暑さや寒さといった寒暖差もあるため、体力が求められる場面も少なくありません。

大変なことも多いですが、形に残るものをつくるという仕事だけに、やり遂げたときの達成感は格別です。

家庭の用事や子どもの学校行事に合わせて、有給休暇を時間単位で取得できるなど、柔軟に対応できる体制を整えています。
今年は、30代の男性社員が初めて「産後パパ育休」を取得するなど、ライフステージの変化に応じた制度の利用も広がっています。

また、今年から希望者を対象に「企業型確定拠出年金」を導入し、社員一人ひとりの将来設計をサポートする取り組みもスタートしました。
さらに、病気入院保障制度や非喫煙者への健康増進手当の支給、インフルエンザ予防接種の全額負担、携帯電話借上料の支給など、福利厚生の充実にも力を入れています。

創業以来、インフラ整備を通じて、地域の皆さまの安全で安心な暮らしを支えてきました。
自分たちの手でつくり上げたものが形として残り、地域の暮らしを支えていく――。
その責任とやりがいを胸に、日々の仕事に取り組んでいます。

今後は若い世代への技術や知識の継承はもちろん、現場を任せられるリーダーの育成にも注力していきたいと考えております。

これからも“街と庭のプロフェッショナル集団”として、確かな技術と誠実な仕事で、地域の皆さまのお役に立てる企業を目指してまいります。