社会福祉法人 上越市社会福祉協議会

共に生き共につくる福祉社会を目指して

2024.07.05. 公開

いつまでも住み慣れた地域で心豊かな
健やかで生きがいのある生活を

「社会福祉協議会」とは

社会福祉協議会の誕生と位置づけ

社会福祉協議会は、社会福祉法第109条において「地域福祉の推進を目的とする団体」と位置づけられています。「住民主体の理念に基づき、 地域の福祉課題の解決に取り組み、 誰もが安心して暮らすことのできる地域福祉の実現」を目指す、営利を目的としない民間団体です。

戦後、国は生活保護法・児童福祉法・身体障害者福祉法といういわゆる「福祉三法」を制定し、その数年後の1951年(昭和26年)には社会福祉事業法(現在の社会福祉法)を整備し、国の役割と責任を明確に示しました。

一方、民間の社会福祉事業の推進、さらには住民による地域福祉活動を盛んにするため、 その力を束ねるべく全国すべての市区町村に住民による住民のための福祉団体をつくることが促され、誕生したのが「社会福祉協議会」 です。

戦後に立ち上がった民間の社会福祉団体

  • 日本社会事業協会:貧民救済・貧困防止・孤児支援など
  • 同胞援護会:戦災者の保護・相談・支援など
  • 全日本民生委員連盟:低所得者層の救済など

戦後、経済的困窮者、身体障害者、 孤児など、 戦争を起因とする要援護者が増大し、そうした方々を支援する民間の支援団体が立ち上がりました。

3団体統合

1951年(昭和26年)中央社会福祉協議会 誕生

1951年(昭和26年)
中央社会福祉協議会 誕生

全国の市区町村に社会福祉協議会設置

全国の市区町村に
社会福祉協議会 設置

「住民会員制度」について

社会福祉協議会(社協)は、 地域の皆さまのほか、民生委員・児童委員、 社会福祉法人などの社会福祉関係者、保健・医療・教育・防犯・防災など地域で活動されている様々な関係機関の参加・協力のもと、複雑化、多様化する福祉の需要に応えていくための様々な活動を行っています。

社会福祉協議会が「住民会員制度」をとらせていただいている理由は、 社協誕生の理由にもあるとおり、地域の皆さまに支えられた民間の福祉団体だからです。

会員になることによって、一人ひとりが地域の支え合いや助け合いによる「地域福祉」 の推進に間接的に参加するという意思表示をしていただくという意味を持っています。

「上越市社会福祉協議会」について

私たちは「上越市社会福祉協議会」として、上越市内の地域住民の方々のほか、社会福祉関係者、保健・医療・教育などの各関係機関の参加・協力のもと、さまざまな活動を行い「福祉のまちづくり」を進めています。

当法人の仕事は幅広く多岐にわたっています。大きくは「地域福祉事業」と「介護・障害福祉サービス事業」のふたつに分かれており、誰もが不安のない安全・安心な社会を目指して、 幅広く福祉活動を行っています。

地域福祉事業

地域住民が望む暮らしやすい地域像を描き、 その実現に向かって「住民みんなが考え行動する」 という、住民主体の地域福祉を推進していくため、福祉サービスや相談活動、ボランティアや市民活動の支援を行っています。

地域福祉活動計画の推進
上越市社会福祉協議会 地域福祉活動計画の推進 シゴトバカタログ

地域のこれからを思い描く
「上越市地域福祉活動計画」 の推進を図るため、 地域自治区ごとの「地区地域福祉活動計画」 を地域の方々と共に策定し、その取り組みをサポートします。

災害対応
上越市社会福祉協議会 災害対応 シゴトバカタログ

日常を取り戻すために
災害の発生に備えて、関係機関・団体などとの連携を図ります。 発災時には 「災害ボランティアセンター」を設置・運営し、 被災地の復旧・復興支援に努めます。

福祉教育
上越市社会福祉協議会 福祉教育 シゴトバカタログ

未来につなげる福祉の種まき
主に小・中学校の児童・生徒に対して、 授業の中で「福祉」について学ぶ機会をつくり、子どもの頃から「お互いを認め、支え合う」 風土づくりを進めます。

法人後見事業
上越市社会福祉協議会 法人後見事業 シゴトバカタログ

自分らしく生きることを支えたい
判断能力がない、もしくは十分でない方の権利を護るため、 家庭裁判所からの依頼に応じ、 法的代理人として 「身上保護」 や 「財産管理」 などを行います。

介護・障害福祉サービス事業

要介護者・要支援者が受けられる各種の介護保険サービスを提供しているほか、 障害者総合支援法に基づいた、 障がい者向けの介護や職業訓練を行っています。 居宅サービス、施設サービス、 地域密着型サービスなどがあります。

デイサービス(通所介護)
上越市社会福祉協議会 デイサービス 通所介護 シゴトバカタログ

デイサービスセンターで、レクリエーションや日常生活動作訓練、食事や入浴などをご利用いただくサービスです。施設により土日祝日も利用できるサービスを提供しています。

特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
上越市社会福祉協議会 特別養護老人ホーム 介護老人福祉施設 シゴトバカタログ

常に介護を必要とする在宅生活が難しい高齢の方が入所されます。介護や生活のサポートなどを行います。

ケアマネージャー(居宅介護支援)
上越市社会福祉協議会 ケアマネージャー 居宅介護支援 シゴトバカタログ

介護支援専門員が、ご本人やご家族の希望をお聴きしながら、自立した生活が送れるよう、介護サービス計画を作成します。 適切なサービスが確保されるよう、 サービス事業者などとの調整を行います。

就労支援

障がいのある方に、就労に必要な能力向上のための訓練などを行う就労移行支援や一般企業等での就労が困難な障害のある方に、働く場や日中活動の場を提供する事業を行っています。

不登校児の短期自立支援事業

自由の学び舎 やすづか学園
(フリースクール)

やすづか学園は、不登校に悩む子どもたちの傷ついた心を癒し、ありのままの自分でいられる「心の居場所」です。大自然の中で多くの人とふれあい、農業、アウトドアスポーツ、芸術創作、ボランティア活動などの体験活動を通して元気を取り戻し、自信を持って自立した社会生活が送れるよう支援しています。

さらにこのほかにも、

  • ボランティア活動の情報提供やコーディネート、養成・育成講座などの実施、保険加入手続き等を行う「ボランティアセンター
  • 高齢者や障がいのある方、ひとり親世帯などで、自力では困難な作業等を「生活サポーター」がお手伝いする「“ほっと安心”生活サポーター事業(有料)」
  • 市内小学校の新1年生に防犯ブザーを配布し、防犯教育を行う「防犯意識向上事業
  • 市内28施設でホームヘルパー(訪問介護)、ショートステイ(短期入所)、地域包括支援センターなどの介護サービス事業

……などなど、一人ひとりが幸せを感じ、 健やかに暮らせるまちを目指して、私たち上越市社協は幅広い領域で様々な事業・活動に取り組んでいます。

STAFF VOICE

幅広い仕事にやりがいを感じる

みやじまの里 第二清心荘
介護福祉士/社会福祉士
杉田 貫太

ご利用者の送迎や食事のサポート、散歩、レクリエーションなど一般的な介護業務のほか、ご利用者の日々の状態をケアマネジャーと情報共有したり、モニタリングなどを行っています。
また月1回、ご利用者のご家族向けに発行しているお便りも作っています。
上越市社会福祉協議会は介護現場だけでなく地域の方々と関わる機会が多く、いろいろな挑戦ができることにやりがいを感じています。

いつも笑顔でいたい

ご利用者とお話をする機会も多いこの仕事。
私が心がけているのは、いつでも気兼ねなく声をかけていただけるよう、常に笑顔でいることです。
人生の先輩であるご利用者と会話をすることで学ばせていただくこともたくさんあり、話をするのが楽しく毎日、刺激を受けています。

さまざまなレクリエーション活動を日々、行っています。

人と関わる仕事を突き詰めたい

介護福祉士になってまだ2年目。
現場で経験を積みながら介護の技術を磨くのはもちろん、いずれ社会福祉士としての資格を活かし、生活相談員という仕事にも挑戦したいと思っています。
ご利用者とそのご家族に寄り添いサポートしていくことができたらうれしいです。

自宅での生活を長く続けるために

みやじまの里 第二清心荘
作業療法士
品田 真奈美

普段の生活や自宅環境など情報収集をした上で、生活で困っていること、できるようになりたいことをお聴きし、機能訓練のプランを作成しています。
目的に合わせたリハビリを行うことで身体の状態を維持し、自宅での生活を長く続けられるよう仕事に取り組んでいます。

その人らしい生活を大切にする

機能訓練の計画を立てるとき、今までの暮らしや何が好きで、どんなことができれば楽になるのか。その人らしい生活とは何かを考えるようにしています。
例えば、歩くという動作一つをとってみても「散歩したい」「買い物に行きたい」「家の階段を降りられるようになりたい」など、人によって違います。
一人ひとりにきちんと向き合い、生活の質を高められるよう心がけています。

目的に合わせ、個別にリハビリテーションを行っています。

地域の人と幅広く触れ合える

不定期で開催している介護予防教室など、サロンの講師も務めています。
サロンに参加した方がデイサービスに来たとき、「知ってる顔があって良かった」と言っていただくことも多く、地域住民の方たちと触れ合う機会が多いのもこの職場のいいところだと思います。

指先や脳のトレーニングとして季節の壁画をご利用者と作成しています。

シゴトバ情報

社会福祉法人 上越市社会福祉協議会

共に生き共につくる福祉社会を目指して

所在地

〒943-0806 新潟県上越市木田新田1-1-3(上越総合福祉センター内)

電話番号
025-526-1515(代表)
FAX
025-526-1230
代表者
会長 渡邉 隆
業種
専門資格サービス業(国家資格)、医療・福祉・保健衛生
事業内容
◆ 地域のみなさんによる「福祉のまちづくり」事業
◆ 地域のみなさんの生活サポート事業
◆ 不登校時の短期自立支援事業
◆ 災害対応・防犯対策事業
◆ 障害福祉サポート事業
◆ 介護・障害福祉サービス事業
従業員数
法人全体 659人(令和6年5月1日現在)
男性:170人 女性489人
創業・法人設立年
[昭和48年] 昭和46年の高田市・直江津市合併を受け、旧2市の社協が合併し「社会福祉法人上越市社会福祉協議会」を設立

[平成16年] 上越地域13町村社協を編入合併
Webサイト
https://www.jouetushisyakyo.jp/
SNS
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