株式会社 北成工業

創業は2006年。社員数5名の解体工事業者としてスタートしました。
ちょうど解体工事の需要が高まってきた時代背景もあり、早くから安定した経営を行うことができました。

あるとき、社員にとび職経験者がいたことから「とび工事の仕事もやってみないか」と声をかけていただき、それをきっかけにとび工事も引き受けるようになりました。
とび工事は比較的利益率が高く、年間を通じて一定の需要を見込めること、とび工事の依頼件数が堅調に伸びたことから、会社と社員の生活を安定させるため、解体工事業からとび工事へと主力事業を移行しました。

その後もたくさんの現場を経験して、人脈とノウハウを蓄積。おかげさまで上越エリアのみならず関東圏からもお声がけをいただけるようになり、現在はとび工事が事業の95％以上を占めるほどとなりました。

建設業は人と人との繋がりが大切な業界。創業時から多くの人に助けられ、業務の幅を広げてきました。
「仕事をさせていただいている」という気持ちを忘れずに、これからも日々の仕事に取り組んでいきたいと思っています。

現在はとび工事の中でも足場工事を専門に請け負っています。
社員は15名在籍しており、年齢は18歳から上は60代までと幅広いですが、年齢に関わらず話しかけやすい職場環境を作っています。

当社のとび仕事は数カ月から数年という長いスパンで請け負う定着型の仕事がほとんどです。
2〜4名を1グループとし、つねに同じ顔ぶれで、ベテランの経験者と一緒に仕事を行うため、必要な知識や技術が自然と身に付きます。

土木工事は冬場に依頼が減るなど季節によって仕事が偏る傾向にありますが、当社はプラント内など屋内の現場も多いのが特徴。天候や季節に関係なく、通年で仕事量を安定して確保できるよう最善を尽くしています。

とび工事は業務内容にあった有資格者を従事させなければいけない場合もあり、今後さらに資格取得が重要になってくることでしょう。資格取得のため学ぶことで技術をさらに習得できるので、仕事の効率化にもつながります。

当社では国家資格である「とび技能士」「玉掛作業者」「足場の組立等作業従事者」など、さまざまな資格を取得するための費用をサポート。社員のスキルアップを全面的にバックアップしています。

足場組みという仕事の特性から高所での作業など危険を伴うこともあるため厳しく指導する時もありますが、すべては安全を第一に考えてのこと。
足場を使用する建設業・保守点検業の皆様にも、より安全にお使いいただけるよう、細心の注意を払って作業しています。

また仕事には技術力だけでなくコミュニケーション能力も大切です。複数人で行う現場では、声をかけ合うことで安全に作業を進めていくことができます。

当社ではプラント内の保守点検に必要不可欠な足場作りや、高速道路の橋梁工事など専門的なとび工事を行っています。そのほか個人住宅など建物の足場作りも請け負っています。

足場作りは高所作業を円滑にするための重要な仕事です。足場にはくさび式足場や枠組み足場などの種類があり、現場に応じて組み立てています。

一般住宅やビルなどの建物を取り壊す解体作業を行っております。
解体は単にモノを壊す作業ではなく、次の工作物や建築物を造る準備作業、つまり社会環境を再生するための仕事とも言えます。

起業した当時、新しい会社の発展のためにと周囲の方が仕事を回してくれたり、依頼が増えるよう人脈を広げてくれました。その恩返しのため、私たちも自社だけでなく上越エリア全体を盛り上げられるよう努力していきたいと思います。
また、足場組みという専門性の高い技術とノウハウを活かし、今後はさらに関東圏での仕事を増やすなど、事業拡大に向け努力していきたいと思っています。