コメ農家 + 農家民宿 うしだ屋
棚田とブナ林の里で、ゆたかな自然の恵みと暮らす半農半宿ライフ
2023.06.29. 公開
うしだ屋について
わたしたち「うしだ屋」は上越市大島区の田麦という集落で、棚田米の生産と販売、農家民宿の運営、またそれに伴う農山村体験や里山のガイドなどを行っています。
うしだ屋を営むわたしたち夫婦は、それぞれの「自然豊かな土地で自分の宿をもつ夢」や「農家になる夢」を実現するために上越市に移住し、国の支援制度を活用したニ年間の農業研修を経て2017年3月に独立就農(個人事業として開業)。その後、当時自宅にしていた古民家を改装し、同年11月に農家民宿の営業もはじめました。
「雪国新潟の “美味しくて楽しい山里暮らし” を発信する」をテーマに、日々の米作りや宿の運営に励んでいます。
農家のオシゴト
当初5反歩(50a)でスタートした田んぼは、2023年現在約3ha。地区内の棚田33枚で無農薬コシヒカリや低農薬コシヒカリ、低農薬こがねもち(もち米)の生産を行っています。
低農薬栽培は新潟県の基準使用量の半分以下で、無農薬栽培はアイガモ農法で圃場管理をおこない、除草剤や殺虫剤、化学肥料を使わずに育てています。
山間部の田んぼで効率はよくない上に収穫量があがらない農法でもありますが、平野部の大規模農家とくらべて、少人数のお客様と「顔の見える安心第一の関係を築きやすい」のが小規模ならではのメリット。
収穫したお米は全量直販しており、定期発送のほか随時公式サイトや電話で注文を受け、精米・梱包後全国に発送をしています。2023年からは上越市のふるさと納税返礼品としても出品を開始しました。
冬には自家製のもち米で搗いてもらった「切り餅」や、うしだ屋コシヒカリでおこした「米糀」なども季節限定商品として販売しています。
お米以外では、少々の畑や山菜採りも以前はしていましたが、現在は子育てのため休止中です。
宿屋のオシゴト
上越市中心部から見ると、うしだ屋は東のハズレの不便そうな位置にありますよね?
でもじつは、首都圏から上越新幹線とほくほく線で約2時間半で来られるうえに、棚田や大地の芸術祭などで有名な十日町市に隣接しており、家族連れや外国人もよく訪れます。
またここ大島をふくむ旧東頸城地域では20年以上にわたり、首都圏の小中学校の「田舎体験校外学習」の受け入れを行ってきており、子どもたちだけでの受け入れも年5~6回ほど。
近年は社会の “多様性” や “持続可能性” への関心の高まりから、企業研修のニーズも高まってきています。
宿としてのお仕事は、日常的な施設管理、来客前後の掃除や客室セットに、来客時の接客など。農家民宿とはいえ、お客様にはなるべく快適に過ごしてもらうため、館内細部に至るまでこころ配りを忘れないよう気をつけています。
また一般的な宿泊施設業務のほか、さまざまな農山村体験のガイド(案内や指導)が多いのも、農家民宿ならではの特徴のひとつです。集落やアイガモ田の案内、炊事体験でおこなうぬか釜炊飯の指導のほか、地元農家ならではのご案内が好評の日本の棚田百選「星峠サンライズツアー」も人気です。
“半農半X” 、目指してみませんか?
うしだ屋では、
- 暮らしの中に農業がある「農的暮らし」に憧れている方
- 本気で農業を仕事にしたい!という就農希望者
- いまは都会にいるけど、いずれは田舎暮らしをしたいと考えている方
などの皆さんからのご相談を、随時受け付けています。
ご来訪いただければ、うしだ屋館内や圃場の見学していただきながらお話を伺い、Iターン移住+就農をした私たちなりのアドバイスをさせていただきます。
充実感とやりがいに満ち溢れる暮らしを、あなたもはじめてみませんか?
シゴトバ情報
コメ農家 + 農家民宿 うしだ屋
棚田とブナ林の里で、ゆたかな自然の恵みと暮らす半農半宿ライフ
- 所在地
〒942-1102 新潟県上越市大島区田麦1283番地
- 代表者
- 牛田 光則
- 業種
- 農業・林業・漁業・水産養殖業、宿泊業
- 事業内容
- 無農薬アイガモ農法・低農薬栽培による米の生産と販売/農家民宿や里山レンタサイクルの運営/農山村体験ガイド
- 創業・法人設立年
- 2017年
- Webサイト
- https://ushidaya.com/
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